純銀の定義は、銀が99~100%含まれていること。しかし、純銀は柔らかすぎるため、このような形でジュエリーに使用することはできません。そのため、そこに他の金属を加えるのですが、その中には銅(最もよく使われる)も含まれています。純銀が大半を占めていますが、その含有量は明記されていません。合金に使われている銀の量を知るには、ポンチの種類を参考にする必要があります。
シルバー950‰は、95%の純銀と5%の銅で構成されています。銀の含有量が多いにもかかわらず、シルバー950‰のジュエリーは、シルバー925‰のジュエリーに比べて傷みや黒ずみが早いのが特徴です。重さが30gを超えるとMinerveの1stホールマークとなります。
シルバー925‰(1stグレード)は、純銀92.5%、銅7.5%以上の含有量です。英語では925シルバーまたはSterling Silver 925と呼ばれています。重さが30g以上のジュエリーには、八角形の枠と数字の「1」で縁取られたミネルブのホールマーク1stタイトルが必要です。
シルバー800‰は、作品がシルバーであることを示す最低のグレードです。これは、純銀80%、銅20%で構成されているからです。ジュエリーは30gを超えると、枠と数字の2で縁取られたMinerveの第2タイトルのホールマークを付けなければなりません。
ロジウムメッキを施したシルバー。「ロジウムメッキ」とは、金属の酸化を遅らせて保護し、鮮やかな輝きを与える処理を意味します。ロジウムは非常に希少な金属で、金よりもはるかに高価です。ステンレス製で、非常に硬く、非常に明るい白で、完全に非アレルギー性です。ホワイトゴールドにも使用され、優れた耐久性を与え、摩耗から守ります。ロジウムメッキは一定のコストがかかるため、ロジウムメッキシルバーは高級素材となります。
Vermeilは合金ではなく、銀に金をコーティングしたものです(メッキは750‰、銀は800‰)。金の層は5ミクロン以下であることが望ましい。貴重な金属とされています。
銀メッキ、銀色の金属に銀が含まれていないか、せいぜい銀の薄い層で覆われている程度。また、宝飾店では、はんだ付けや修理、研磨などの際に現れる銀のファイヤーマークを中和するためにも行うことができます。
ここでは、お手持ちのシルバーアクセサリーを見分けるためのホールマークをご紹介します。
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